新年度
本日から新年度となりました!
が、コロナウイルスの猛威は収まる事なく生活を蝕んでいます。
4月の仕事も延期等により暇な生活がもう少し続きそうですが、今やれる事を確実にやって行くのが大事だなと考えています。
個人的に心配なのは吹奏楽コンクールですね。
3月頭からの休校要請による学校活動停止・市民施設の休館による一般バンドの練習場所が無くなるなど、プロ音楽家だけでなくアマチュア音楽家にも辛い日々が続いてます。
本来なら、春は定期演奏会やコンクールに向けて基礎を養う期間なので、今後の吹奏楽界隈が心配です。
自分としては、オンラインレッスンの準備を進めています。
既に個人レッスンを受講されていた方には開講していますが、新規生徒様向けに開講出来る様に準備を進めています。
一刻も早く新型コロナウイルスの脅威が過ぎ去りますように。
改造中の楽器
突然ですが、ドン!
コレは今年頭に購入したBachのヴィンテージトランペットです!
買ったときは普通
だったのですが、正直吹き辛い状態だったので思い切って自分でカスタムをし始めました。
そのうち書きますが、私は楽器カスタム大好きで一時期はヤマハのスチューデントのジャンクを買ってはベルを曲げたりヒレつけたりでバーナーやハンダ等の道具がある程度揃っているのと、ハンダ付けも何となくコツが分かってきてリペアマンに褒められる程度には出来るようになってきました(笑)
ただ、Bachは価格帯が違うので何回かしかハンダはいじって無かったのですが…
かなりお安く今回の楽器は購入出来たので自分でやっています。
では今回の楽器、詳しい方は見て分かると思います(^ω^)
Early Elkhart 期の37Gベルのストラドです。
シリアルは58###番代で1970~71年頃の製造だと思います。
ベルにはコーポレーションの刻印、G表記はありませんが確実にGベルです。
そして何とサイドシーム仕上げとなっています!
サイドシームとは、ベルの繋ぎ目が述べ座につくよう真横に来るように作られた物です。一般的な物は繋ぎ目が真下に来るのですが、サイドシームで作られたヴィンテージモデルは名器が多く現在ではBachのアルティザンやYAMAHAのアーティストシリーズ、一部のカスタムモデルに採用されています。
調べてみると5####番台周辺の個体はサイドシームで仕上げられているみたいです。数本の実物とWEB写真を確認した情報なので本当に正しいかはナゾ。
実は届いたその日にファンファーレの仕事があったので早速使用しました。
音色が素晴らしかったのですが、音色に対して吹奏感が悪い…
普通、吹奏感が悪かったら音色も悪いのですが不思議とそんな事無く(笑)
おそらくベルのおかげでしょう!
本体の方はそこそこ使い込まれた個体のようで少し問題有り。
先ずはラッカーが半分以上剥がれていたので、全て剥がしてノーラッカーとしました。
そして1番管がオートトリガー式だったのですが、リバースに改造。これにより、もっさりした感じが無くなり吹奏感は大分改善され音色も少しオープンになりました。
指掛けは余ってたYAMAHAエリックモデルのリング式、次は台座も洋白で出来ているYTR-8335Rの物に交換予定。
3番管ストッパーのロッドがネジではなくハンダで固定されてました(笑)
なので外そうとしたら、台座ごと取れてしまいました……囧rz
せっかくなので、MT.VERNONのように逆に取り付け。
もっと台座を近づけて取り付ければ良かったと後で後悔。
そして、主管をラウンドクルークに交換。
ノーマルの主管だと息が詰まるような感覚が強く、余っていたラウンドクルークをつけてみたら良い感じ!
音程がぶら下がる事もなく○。
そして指掛けをBachのEs/D管の189についているリング式に交換。
何故これなのかと言うと、全体的な吹奏感の不具合はマウスパイプにあるとある程度仮定出来たから。
このパイプ、一部かなりすり減っておりもう少しでパッチが必要な感じ。なので、今度YTR-9335NYのマローンパイプをインストールする予定。
第二世代の9335NYと9335CHは小指掛けの台座がマウスパイプ本体には当たらないようなデザインになっている。
これを参考にしてみた。
結果としては、響が少し増幅したような感じで良い!
吹奏感は若干改善されたが、やはりパイプ自体が駄目そうなので要交換。
マローンパイプと指掛けは問い合わせ中なので、早く連絡来ないかなー!!
ブログはじめます!
皆様、はじめまして!
トランペット奏者の佐藤陵一と申しますm(_ _)m
新型コロナウイルスの影響により、演奏会の中止や延期にレッスン等の指導関係も無くなり大変に暇なのでブログを始めてみようと思い立ちました。
演奏会情報やレッスンについて、楽器のカスタムなんかも発信して行きたいと思っています。
先ずは自己紹介ですね!
佐藤陵一(サトウ リョウイチ)現在30歳
東邦音楽大学実技演奏研究員
東邦音楽大学附属東邦第二高等学校トランペット非常勤講師
東邦音楽大学附属東邦第二高等学校ウィンドオーケストラ指揮、指導
あゆなまみあな吹奏楽団常任指揮者
ウィンドアンサンブルグラウベン
川越ウインドシンフォニカ
小江戸ブラスファイブ
Liberty Brass
各メンバー
肩書きはこんな感じです!
その他、個人レッスンや吹奏楽指導、レコーディングなどの活動をしています。
詳しいプロフィールはこちらへ
https://www.r-sato-trumpet.work/profile
https://twitter.com/trumpet1215
レッスン申し込み等のお問い合わせはこちらへ
https://www.r-sato-trumpet.work/lesson
毎日更新は出来ない(飽き性)ですのでのんびりまったり更新していきます!
--------------------------------------
HP