個人レッスン再開のお知らせ
皆様、お世話になっております。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止していた個人レッスンを順次再開していきます。
感染防止の対策を施したうえで実施致します。
①手指消毒用のアルコールの常備。
②レッスン前後のレッスン室・通路等の消毒作業。
③レッスン室ではクリアカーテンを使用し生徒様と講師を隔てる事による飛沫防止。
④レッスン毎に部屋の換気。
⑤私と同居家族の体調・体温チェック(毎朝行っております)
同居家族から体調のすぐれない者が出た場合はその日のレッスンは中止と致します。
⑥7月中は9~18時までのレッスンとします。8月以降、感染状況次第で以前同様に21時まで行う予定です。
生徒様へのお願い。
①ご自身の体調管理。レッスン当日又は近日に発熱など体調に違和感があった方はレッスンの受講をお控えください。
②手指消毒・レッスン以外でのマスクの装着にご協力下さい。
③つば抜き用のタオルや雑巾など生徒様でご準備下さい。
④消毒作業がある為、連続のレッスンが出来ません。その為、ご希望の時間にレッスンが行えない可能性もあります。レッスンとレッスンの間は1時間は空ける予定でおります。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
⑤生徒様宅への出張レッスンは感染予防対策の準備をお願いする事となりますのでご遠慮下さい。
以上となります。
安全に配慮したレッスン運営になるよう努めてまいりますので、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
佐藤陵一
レッスン申し込み等のお問い合わせはこちらへ
楽器を購入する時に知っていた方が良い事:価格
みなさん、どうも!
6月になり、多くの学校で対面授業や部活動が再開されてるようです!
私も、本当に少しですが音楽の仕事が来るようになりました!
嬉しい!!!
そんなわけで、新入生はこれから吹奏楽部に入り楽器パートが決まるわけですが、最近は個人持ち楽器を購入する場合が多いようですね!
私が教えている学校でも、学校の備品を使わせてくれる(使える状態の楽器があれば)場合と購入するよう指示があるなど学校により様々です。
学校から「このモデルを買ってください」と指示がある場合は選ぶ手間がかからないのである意味楽かもしれませんが、そのような場合に指定されるのは間違いなく高価な楽器でしょう・・・。
「トランペットってこんなに高いの!?」
「もっと安いやつじゃダメですか?」
「値段の違いで何がそんなに変わるの?」
などなど色々と疑問があると思いますので、今回は楽器を購入する時に知っておいた方が良い事について書いていきます!
●価格帯
はい!
そこのお母さま!
ズバリお値段が気になりますよね(笑)
トランペットは安い物でしたら1万円、プロが愛用するもので30~40万円程の幅があります。(100万円越えもありますね・・・)
では、何故そんない値段の差があるのか!
それは制作コストです!
ざっくりですが安い楽器はコストダウンのためにパーツやデザインが簡略化されていたりします。高い楽器はその逆で素材やデザイン・ハンドメイドパーツなどを使用した高性能な楽器になります。
・1~4万円程度の楽器
ハッキリ言って論外です(笑)
この価格帯の楽器は台湾や中国などアジア圏で安価に作られたものがほとんどですが、まともに楽器として組めていない個体がとても多いと思います。
これまで、何本か所有した事もありますし、生徒さんが使っていたなどでそれなりの本数を見てきましたが、「楽器」と呼べるものは本当に少なかったです。
私の考える楽器とは「演奏表現が出来る道具」です。
安価なアジア製楽器では見た目はちゃんとトランペットですが、ピストンの動きが悪い・精度が悪い・抜き差し管が動きずらい・擦り合わせが乱暴・楽器の組付けが悪く全体的なフォルムが歪んでいる・・・などなど沢山ありました。
本当に趣味としてトランペットを吹いてみたい・触ってみたいという方には良いかもしれませんが、吹奏楽やジャズなどの「音楽」を演奏表現したいと思うならば間違いなく買い替える事になるでしょう!!!
更に、故障や事故で破損した場合、大手メーカーのようなパーツ供給が無い事が多いので修理内容によっては修理を断られるなんて事も・・・
場合によっては楽器の購入価格よりも高い修理費になる事も有ります。
作りが悪ければ音色や音程もそうです。YAMAHAのスタンダードモデルと比べるまでもなくアカンです!
・5~15万円程の楽器
この辺から「楽器」です!
YAMAHAならスタンダードモデル(昔はスチューデントモデル)と呼ばれるモデルの価格帯です。
いわゆる初級モデルです。
この価格帯だと、アジア製楽器も日本に輸入されてから調整されて販売されたり、工場に大手メーカーの技術者が技術指導をしているなんて事もあるようで品質管理がしっかりされている印象があります。
この価格帯はローコストで良い物を!と言うコストパフォーマンスを重視したモデルが多いように感じます。
・15~30万円の楽器
さぁ!
ここからが大変な所(笑)
いわゆる中上級モデルと言えば良いでしょうか。
プロも愛用するモデルもあったりします!
この価格帯から、細かい仕様違いによるモデルの細分化や上級モデルにも引けを取らないようなハイパフォーマンスなモデルも出てきます!
操作性や音色のバランスが良く初心者にも安心してお勧め出来るモデルが多いです!
個人的には、この辺のモデルを最初の楽器にしておくと、楽器面での苦労と言うのは少なくなるでしょう!
YAMAHAならYTR-850。BachならVincentモデルなど。
・30万円以上の楽器
この価格帯はまず間違いありません!
代表格はYAMAHAのXENOシリーズYTR-8335・Bachの180シリーズ180ML37/25などなど。物によっては40万を超えますが、ここまでくると奏者の好みと相性です(笑)
職人の手作業による楽器制作部分が増えたり、パーツ制作や細かいデザインにもこだわった作りは勿論、音色や吹奏感もトランペットのスタンダードです!
位置付けは上級モデルですが、私の考えでは初級から上級と言うのは・・・
上級モデル:トランペットの基本的設計を充実させた物。
中上級モデル:上級モデルベースの場合はパーツなどのコストダウン化、初級モデルベースならパーツなどのコストアップ化された物。
例えばYTR-850は、YTR-8335やYTR-4335と見比べると間違いなくYTR-4335寄りの設計です。細かいパーツで見るとYTR-8335に使用されているパーツもあり、これは初級モデルベースのアップグレード版と言えるでしょう。
BachのVincentモデルはほぼ180MLと共通のパーツで組まれており、いくつかのパーツを取り払いコストダウンをした物と認識できます。ベルはVincent用の設計で支柱の一本化とストッパーロッドの無しなど。ピストンケーシング周りや抜き差し管の主要パーツは180シリーズと同じですね。
初級モデル:楽器としての吹きやすさ・扱いやすさと価格面のバランスを上級楽器に比べてローコストで設計された物。
こう考えてみると、手に取りやすいのは初級中級モデルですが上級モデルを最初に購入するのも有りです!
勿論、値段帯だけで何を買うかは決められません!
次回は楽器の音色に大きく影響する表面仕上げについて説明します!
テレワーク第五弾!!
指掛け交換&C管紹介
今回はC管の1番管トリガーの指掛けを交換しました!
U字型フックからリングに交換します!
リングはYAMAHAのYTR-8335R用ので、台座も洋白。塗装・メッキ無しの状態で4つ注文したのを使います。既に一つはアーリーエルク37Gに装着してあり、残り2つはBachのコルネット184ML用と予備で用意しました。
フック型とリング型の個人的主観による印象ですが、フックはオープンなアメリカンサウンドでリングはまとまりのあるフォーカスされた音色になる印象があります。
今回カスタムするC管は既に色々と手が入っているのですが、かなりアメリカンなオープンサウンドで使える場が限られているのが嫌で(笑)
リングにする事でのスライドの操作性向上と音色・吹奏感の変化を目的としてます。
完成!
今回も綺麗にハンダ付けできました!
メッキ楽器のハンダ付けって難しいんですよ・・・
指掛け交換により、狙い通り音のまとまりと音粒の均等感が強くなりました。
その反面、音のエッジが強めになってしまったのでピストン周りのパーツを見直してバランスをとりました。(結果、BUZZのパーツでほぼ固まりました)
以前よりもクセの無いC管になり吹きやすい!
音程もより取りやすく、音色の幅も広がったように感じました。
C管は設計の問題か、基本的に音痴で吹奏感にバラつきがあり、古今東西多くの奏者と技術者がより良いC管を求めて試行錯誤が続いています。
Bachはベルとパイプとボアサイズの組み合わせで多種多様なモデルが存在します。
私のC管はマローンパイプと言うレアアイテムがインストールしてあります。
YAMAHAのアーティストXENOモデルでは標準装備となっているマローンパイプですが、昔はボブ・マローン本人がカスタムパーツとして販売していました。
私のC管についているのはYAMAHAではなくボブ・マローンオリジナルの「MC1A」。Bachの25Aパイプをモデルに制作されたパイプです。C管のマローンパイプと言うとYTR-9445CHに使われている三重管タイプが一番有名ですね!
そもそもこのC管、ジャンクで買いました(笑)
なんと7万円!!!
購入当時のスペックは22万番台C180ML/229G/25Hでしたが、25Hパイプが割れていて使い物になりませんでした(笑)
こんな風に割れちゃうんですね・・・!
マローンパイプは、学生の頃にこのパイプがインストールされたC管C180L/239/MC1Aを購入しました。
マローンパイプ目当てで試奏もせずにネットで買ったんですが、僕には合わず非常に悩まされました・・・(笑)
と言う訳で、元から持っていたC管からMC1Aパイプを229Gに移植し元のC管239にはノーマルの25Cパイプを購入してインストールしました。
C180ML/229G/MC1A
C180L/239/25C
結果的に大成功で、229GとMC1Aの相性は良い感じでピストンパーツなどのカスタムでより良いC管になりました!
元から持っていた239も25Cパイプと相性抜群!
いわゆるBachのC管標準の組み合わせなので合わない訳がありませんね(笑)
239はセッティングもほぼノーマルです。
ちなみにパイプ交換の時にMC1AにはセミアーリーエルクハートBachの尾ひれ付き指掛けを付けました。
この二本を使い分けていましたが、229Gのリング指掛け交換により229Gを多用していきそうかも???
早く演奏で使いたいなー!!
おにゅーのマイク
ついにマイクが新しく!
Aston Microphones
Aston ORIGIN BLACK BUNDLE(限定生産モデル)
以前はFocusriteのコンデンサーマイクを使っていたのですが、二週間前程から大変調子が悪く・・・。
過去の録音と聴き比べると歴然で音質がのぺーっと平たい感じになってしまっていて、音圧をかけるとノイズまではいかないんですがバリバリいってしまい・・・。
まだまだコロナウイルスの影響でホールでの演奏会は出来ないと思っているので、宅録が出来なくなったのは痛手でした。
知り合いやマイクのレビューなどを巡り今回買ったAstonに辿り着きました!
早速、テレワーク動画の録音で使いましたが、良いですね~!!!
マイク単体で約¥35,000-は伊達ではありませんね!
今回買ったのは限定生産モデルで通常モデルと塗装が違うのと別売りの専用ポップガード付きショックマウントがセットになった物です。
本当は、通常モデルのマイク単体を注文したのですが、購入先のシステムトラブルで色々あり、限定モデルが来ることに。お安くして頂きました!!
このマイク、ショックマウントがいらないタイプなのですが、マイキングの幅を広げるのにも流用か後日購入しようと思っていたのでラッキー!
本当はNeumannが欲しいですけど最安モデルでAstonのOriginが二本買えるという・・・(笑)
次のテレワーク動画に向けて、このマイクでハイトーンをガンガン録りました!!
早く完成しないかな~
テレワーク第四弾!!!
テレワーク第四弾の動画が完成しました!
今回は小江戸ブラスファイブとメジャーアーティストのライブツアーサポートやレコーディングで大活躍の坂本暁良さんとのコラボ動画です!!
【オーメンズ・オブ・ラブ】テレワークコラボ feat.坂本暁良
今回は久しぶりにBachのAB190GPアルティザンを使いました!
昨年12月にアーリーエルクハートを買ってからほとんど使っていなかったのですが、ふと思い立ってケースから出しました!
聴いてもらえたら分かってもらえると思いますが、やっぱり良い楽器ですね(笑)
明るく上品で柔らかいサウンドで吹いていて気持ちよかった・・・!
ストラドのオールマイティーなサウンド感とはまた違った音色感なんですよね!
現在、第五弾六弾を進行中なので完成したらご報告します!
緊急事態宣言解除後の個人レッスンについて
<お知らせ>
昨日、緊急事態宣言解除が発表されました。
当レッスン活動には基本的な予防策以外にガイドライン等による制約は特に見当りませんが、6月いっぱいまで対面レッスンは引き続き中止致します。
緊急事態宣言解除により、皆様のお仕事や学校生活は平時に向けて再開されていくと予想されますので、生徒様にはそちらを優先して頂きたく思います。
また、感染第二波も危惧されておりますので・・・。
尚、オンラインレッスンは引き続き継続してまいりますので、ご希望の方はご連絡ください。
宜しくお願い申し上げます。
佐藤陵一